思うに、XSLTの乱用はあまり良くない。携帯向けとPC向けのソースをXSLTにより変化させるべきではないし、SFCのように本サイトでは、ユーザそれぞれの好みに合わせて3つのデザインを自由に切り替えることができる「デザインのスイッチ」を実装しています。
などと言ってXHTMLの構造自体を変化させるのは問題外だ。
XSLTの条件分岐が必要とされるのは最終出力の規格を振り分けるときだけだ。XHTML1.0とXHTML1.1、SVGやXSL-FOなど、構造自体が根本的に違う場合にXSLTが有効な手段となる。
SFCのような見た目の変化はCSSで行うべきであり、同じ内容をXHTML1.0で書いているにもかかわらず、複数のバージョンが存在するのはどう考えてもおかしい。構造自体を変化させないと見た目を変化させられないとしたら、既にそのXHTMLはStrictではない(もっとも、SFCはXHTML1.0 Traditionalだが、「姿勢」の話なので)。
携帯機器向けにXHTMLを送信する場合も、画面に表示されるデータのフィルタリングはCSSで行わなくてはいけない。つまり、特定メディア用に簡略化したデータを送るべきではない。画面領域の狭さというメディアの性質を解決するのはCSSの仕事だ。
それにしてもSFCのデザイン「スイッチ」はどうかと思う。「XML+XSLT+CSS」なのは制作者の都合であり、ユーザが認識すべきモデルはどこまで行っても「XHTML+CSS」であることを忘れてはいけない。
……Articlesに書くべきだったかな。
http://yudai.arielworks.com/memo/2004/07/23/160636.trackback
末尾に「6 + 9」の計算結果を繋げて下さい。例えば計算結果が「17」の場合、「160636.trackback17」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。