エンターテイメント業界では「の」が付くタイトルがブームらしい。始まりは宮崎アニメだそうだが(「紅の豚」「風の谷のナウシカ」から始まり「ハウルの動く城」まで「の」が付いている)、「世界の中心で、愛を叫ぶ」や「冬のソナタ」など、最近の話題作は「の」が含まれていることが多く、ヒットの条件となっているそうだ。なんとも嘘くさい話だが、テレビが言っていたのだから本当なのだろう。統計学的な根拠なんて知ったことではないのだ。
マンガは特定の物しか読まないので業界全体の傾向は知るよしもないのだが、まだこのブームに載っている作品は多くないような気がする。
凄いのは電撃文庫だ。ちょっと考えれば「の」がタイトルが頭に浮かぶ。目録を持っていないので詳しくは分からないが(貰っておけば良かった)、とりあえずAmazonで見つけた物を挙げてみる。
まだまだ有るが、キリがないので止めよう。確かに全体数が多いとはいえ、「の」が含まれている確率が異様に高い気がする。また、偶然なのか故意なのかはこれだけでは判断できないが、「の」付きのタイトルは特に最近の作品ではそれなりに流行っているようだ。
ほかのライトのベル系文庫はそれほど流行っているとは言えないようだ。面倒なので詳しくは調べていないが調べていないが、それほど割合は高くないと思う。自分も「涼宮ハルヒの~」ぐらいしか思いつかなかった。というより、考えてみれば読んでいるラノベは電撃文庫の割合が高くて他の文庫はよく知らない。
アニメの場合、原作ものは当然変わりようがないのだが、オリジナルで言えば「宇宙のステルヴィア」や、同じ制作会社であるXebecの「蒼穹のファフナー」も「の」が入っている。実際に視聴率が高いかどうかは置いておいて、制作者側の意図が少しだが読み取れるかも知れない。業界全体の傾向はマンガと同じ理由で分からない。
あ、「ほしのこえ」と「雲のむこう、約束の場所」も忘れてはいけない。「雲のむこう~」なんて2つも入っているのだから……。
「の」が入っているからと言って必ずヒットするわけもなく、たまたまな予感がひしひしと感じられるのだが、「タイトルを読むテンポが少しだけ良くなる気はするかもしれない。テンポが良くなるとタイトルを覚えやすくなり、それだけみんなが作品に興味を示すのかも知れない。こじつけくさいが、そういうことにしておこう。それにしても、文中に断定した語尾が全くない、もの凄い眉唾話だ。
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