Solaris 10でxterm-256colorを使う
環境によってはSolaris10(SunOS 5.10)のterminfoあるいはtermcapに、最近よく使われるxterm-256colorが含まれていないことがある。他のサーバーと設定ファイルを共有するときに若干不便なこともあるので、一般ユーザ権限のみでterminfoを追加する方法をメモしておく。
- ncursesのFTPサイトからソースコードとなる「terminfo.src.gz」をダウンロードして展開しておく。termcapは必要ない。
- terminfoのファイルを保存したいディレクトリを作る。$HOME/.terminfoなど。
tic
コマンドで作ったディレクトリにインストール。Solarisだとオプションで指定できないので環境変数TERMINFOを設定する(TERMINFO=$HOME/.terminfo tic terminfo.src
)。- シェル起動時にTERMINFOが同様に設定されるようにする。exportなりsetenvなり。