大阪の器屋さんをハシゴした記録
大阪を訪れる機会があったので、いわゆる「作家物」の器を扱うお店をいくつか巡ってみた。時間の制約もあったので、大阪にあるお店すべてを網羅することが出来たわけではないものの、せっかくなので記録を。Google Mapに訪れたお店のリストも作った。お店の雰囲気はそれぞれのinstagramを見るとよく分かる。
Meetdish (instagram)
本町駅からすぐの器屋さん。建物の1階と2階が店舗になっていて、作家物を取り扱う器屋さんとしては比較的大きめの店舗面積だと思う。傾向としては、渋めの器が多いように感じた。城進さんの蕎麦猪口と、廣政毅さんの粉引きの小さな器を購入。店主さんがとても親切で、気持ちよく買い物ができた。
wad (instagram)
こちらも本町駅の近くの器屋さん。建物の2階がカフェ、3階がギャラリーになっている。3階は「器屋」というよりも「ギャラリー」よりの印象。今回は残念ながら縁がなかったが、こればっかりはその時展示している作家さんによりそう。
ものつき (instagram)
おなじく本町駅から徒歩8分ぐらいの器屋さん。店舗は3階だが、通りに看板が置かれているので見つけやすい。お店のInstagramに掲載されていた小泉敦信さんの徳利を一輪挿しにした写真が素敵で、思わず購入してしまった(冒頭の写真)。店主さんは器に関する質問に親切に答えてくださった。instagramの写真が素敵で色々欲しくなってしまう。スーツケースに余裕があったらもっと色々買えたのに。
Quwan (instagram)
桜川駅からすぐの器屋さん。店舗自体は大きくないものの、落ち着いた店内には琴線に触れる器が並んでいた。渋いというよりも、澄んだ感じがする品揃えだろうか。店内の器は店主さんが直接窯元を訪れて器を集めているそうで、作家さんや器について色々なお話をうかがうことができる。尾形アツシさんの蕎麦猪口、長野大輔さんの小皿とお猪口、光藤佐さんの湯呑を購入。小皿(ソーサー)と湯呑は、お茶を頂いた際の器がとても可愛かったので、同じ組み合わせで購入してしまった。とても親切にご対応いただいて恐縮でした。
コホロ 淀屋橋 (instagram)
淀橋駅の近くにあるカフェに併設の器屋さん。カフェ併設ということもあって、なんとなくほのぼのというか、温かい感じのする品揃えだと思う。器の品数字体もそれなりにある。宮内太志さんの楕円深皿を購入した。今回はスペースの関係上見送ってしまったが、aimaシリーズの器も使いやすそう。東京の二子玉川にも店舗があるらしい。
趣佳[syuca.jp] (instagram)
松屋町駅と谷町六丁目駅のちょうど真ん中らへんにあるお店。一見すると可愛い器が多いものの、よく見ると渋いものも混ざった品揃えだった。岳中爽果さんのお茶碗と、竹ザルを購入した。店内ではファッション類や雑貨も取り扱っていて、器以外にも色々と楽しめる。
暮らし用品 (instagram)
昭和駅近くの器屋さん。恐らく元は民家であろう建物が店舗になっていて、お店自体がすでに素敵な佇まいになっている。店舗の雰囲気も相まってか、品揃えも穏やかで落ち着いた感じ。竹本ゆき子さんの器が胸に刺さって、蕎麦猪口と片口小鉢を購入。茶碗も素敵だったのだけど、今回は我慢した。在庫の問い合わせにも迅速にお応えいただいて、とても助かりました。
工芸展ようび
楽天で和食器を取り扱っているお店だが、大阪に実店舗がある。楽天のページは、盛り付け例が豊富で見ていて楽しい。このお店に限っては、実店舗よりもオンラインで購入するほうが、器のイメージがつかみやすくていいのかもしれない。今回は残念ながら収穫なし。
大阪丸二陶材
番外編。陶材屋さんなので器自体はほとんど取り扱っていないのだが、いわゆる液体セラミック系の食器用止水剤(1リットル)を購入できる。器の貫入を汚したくない場合にはついでに購入しておくと便利。
こちらの止水剤については別記事にまとめてある。